映画『ジャック・リーチャー』感想ネタバレ|パパになったトムクルーズ

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2016年 アメリカ映画「ジャック・リーチャー NEVER GO BACK」|上映時間118分|PG12|監督:エドワード・ズウィック|出演:トム・クルーズ、コビー・スマルダース、ダニカ・ヤロシュ、ロバート・ネッパー

▽ネタバレなしから▽

パパになったトムクルーズに涙しました。

お父さん役は初では!? これがよかった!
私も娘がいることもありラストで涙しました。
娘もトムさんの役柄に似て、強気な面も、空気読めないところあってよかった。

トムの強くて優しい人柄が出ている作品

ミッションインポッシブルのような派手な演出はないですが、派手さに目を足られないので、トムさまの人柄の優しさを感じられる作品で、とてもよかったです。眼差しと微笑が素敵^^

犯人扱いされたヒロインと、自分のせいで命を狙われる娘を連れて、逃亡しながら無実を証明する証拠を探すお話しでした。

下記のあらすじから分かるように、
「ヒロインを助けて」「逃げて」「戦って」「陰謀を暴いて」「無実を証明して」「娘を助けて」
とシンプルなあらすじで、サクッと観れる内容でした。

トムの優しさがあふれる。トム・クルーズ好きにオススメです(^O^)

予告映像・あらすじ

ターナー少佐(コビー・スマルダーズ)は、リーチャーがかつて所属していた陸軍内部調査部の軍人。彼女は、身に覚えのない国家への反逆行為の罪で逮捕される。

リーチャーは、ターナーを脱獄させ、巨大な政府の陰謀の裏に隠された真実を暴き、彼女の身の潔白を証明しなければならない。

彼らは逃亡犯として捜査網をすり抜け、重大な秘密を知ることになる。

(引用元:TOHOシネマズより)


▼ネタバレ▼

娘が涙を浮かべる悲しい表情が心に刺さりました。

事件解決後、トムは娘に喫茶店に呼び出されます。
でも娘はかなり遅刻。トムさんはコーヒーおかわり飲み待っています。
娘は、悲しい表情で入ってきます。

娘「お母さんのこと覚えてる?」

トム「一度寝たなら覚えてる。」「彼女もそうだと思うよ」

娘は、無言になり涙を浮かべます。

娘「あなたは、お父さんじゃないのね…」

「あそこで働いている人がお母さん。3回コーヒーを注ぎにきたけれどお互い反応はなかった。」

この映画中は、ずっと家族のように逃亡してきた2人。
クライマックスでは、敵との戦闘もあった。
すでに、2人は精神的に親子になっていた。
だけど、事実は親子でなかった。
このシーンの悲しさは重かったです。

トムも悲しいけど優しい表情。素敵でした。

ありがとうございます。

今回も、ヒロインとキスもハグもセックスもないです。この淡白さがいい!

今回もトムからヒロインに好意を持つことで、話が始まります。ターナー少佐役の「コビー・スマルダース」というカナダの元モデルの女優さんです。アベンジャーズシリーズの映画のマリア・ヒル役で出てましたね。

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同じ目的に向かってヒロインとがんばります!そして、徐々に二人は接近していっていい感じになるのです、キスはないです。これがいい。

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ジャックリーチャー1作目「アウトロー」のヒロイン

「ロザムンド・パイク」という女優さんです。その後、ゴーンガールで、この時より痩せて出演してましたね。素晴らしい狂気的な演技、アカデミー賞主演女優ノミネートしてました。

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このときもトムからちょっと好意をいだき、厄介事に自分から関わっていきました。同じく真相を解明しようと、二人は努め、事実に近づいていきます。伴って、二人の距離も近づいていきます。目と鼻の先の距離でお互いの心配をする会話のシーンがあるのですが、キスはない。これがいい!

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ああ、トムはこういった女性が好きなんだだろうなぁと 考えながら観るのも楽しかったです。

前作「アウトロー」の方が、完成度高いね。

Amazonプライム会員無料配信なっていて(2016.11.16時点) 振り返り観ました。前作のよかったところは「闇の大きさ」「ジャックリーチャーが友のために、動き出すところ」です。1つの事件が解決したところで、変わらない大きな社会の闇、と、ジャックリーチャーが正義として立ち向かわなくなった理由がつながり、悲しさ、憂いが描かれていたことが素晴らしいと思いました。

ジャックリーチャー:映画公式サイト:http://www.outlaw-movie.jp/

フーテンのトムさん by 駒木根さん

まさに、渥美清さん演じるフーテンの寅さんのように、ジャックリーチャーは、お金もなく、車もなく、マドンナに好意を抱き、恋愛に至らず、事件は解決して、次の町へ放浪していく。これでジャックリーチャーは、何十作も作っていける!内容になりました。
俳優の駒木根隆介さんらが、入江悠監督プレゼンツ「僕らのモテるための映画聖典」の「僕モテPodcast」で語っています。http://bmes.blog.fc2.com/blog-entry-657.html(26分56秒から)

▽おまけのミニゲームあり!▽

拳銃を使わず「鉄拳で倒す」というところが、わかってるね(^O^)
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