2016年 日本アニメ映画|上映時間 129分|監督:山田尚子 脚本:吉田玲子 原作:大今良時 声の出演:入野自由、早見沙織 制作:京都アニメーション|主題歌:aiko「恋をしたのは」
▽ネタバレなしから▽
たくさん泣きました。
自分に当てはまる点が多数あり泣きました。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語―。
・いじめっ子だった
・いじめられっ子だった
・死のうと思ったことがある
・中二病で、人とあまりコミュニケーションしなかった
これに当てはまる方は泣きます。
オススメです!(^O^)
=
予告映像・あらすじ
“退屈すること”を何よりも嫌う少年、石田将也。
ガキ大将だった小学生の彼は、転校生の少女、西宮硝子へ無邪気な好奇心を持つ。
彼女が来たことを期に、少年は退屈から解放された日々を手に入れた。しかし、硝子とのある出来事がきかっけで将也は周囲から孤立してしまう。
やがて5年の時を経て、別々の場所で高校生へと成長したふたり。“ある出来事”以来、固く心を閉ざしていた将也は硝子の元を訪れる。
これはひとりの少年が、少女を、周りの人たちを、そして自分を受け入れようとする物語―。
(引用元:109シネマズ サイトより)
▼ネタバレ▼
主人公が「好き」って言わないまま終わるのが好き
ヒロインの西宮は中盤で、石田に告白します。
耳の聞こえない西宮はがんばって「好き」と言うのですが
石田には「月」と聞こえてしまい、告白に気づかずに流れてしまいます。
結局、石田は「償いの意識」が強くて、
129分内では、自分の「恋」に気付くまでにいかなく
石田の告白シーンはありません。これがいい!
恋より、「人と目を合わせて話せない」のコミュニケーションに障害があるので、そこにいっぱいいっぱいで、恋や性どころではなかったのでしょうね。
そして、
ラスト、石田が「人とちゃんと向き合っていこう!」と決意
するのがラストシーンです。
泣きました。私も中二病だったので気持ちがわかり泣きました。
高校生でブレイクスルーできる石田がうらやましいです。
(私は大人になってから)
上野も石田に「好き」って言わないのが好き
上野は意地悪だけど、
石田のことを想っての行動はかっこよかったです。
気持ちを素直に表に出すことを恥ずかしく思っちゃってる。(中二病かな)
上野が石田の事を「好き」である行動、発言をします。
石田が気付かないのがまたいい。上野の悲恋。
エンドロール aikoさん ちゃちゃいれないで~
エンドロールで主題歌「恋をしたのは」が流れます。
ラスト、ハッピーエンドで、みんなで一歩前に踏み出したラストでした。
よかったねー となっているところに
大人が、「それは恋だね。」
みたいに水をさすことを言ってきているように、この曲が聞こえちゃいました。
(本当は言っていないのかも。高校生視点なのかも)
映画内の音楽が好印象だった分、
ラスト 急に、しっかりとした歌が流れない方が好きでした。
歌詞がないのがよかったなぁ~
映画公式サイト:http://koenokatachi-movie.com
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