2015年 アメリカ SF映画|監督:リドリー・スコット、脚本:ドリュー・ゴダード、主演:マット・デイモン|原題:The Martian|原作:小説 アンディ・ウィアー『火星の人』(2011年)|2016.2.5鑑賞 @ TOHO新宿 2D字幕
映画『オデッセイ』
問題:マットデイモンはどうやって火星から帰ってくるのか?
- 自力で脱出!
- 仲間が助けに来る。
- 宇宙人登場!?
正解は、
2.仲間のクルーが助けに来る。 です
予告でわかる答えでした。
私は予告見る前でも2かなーと思っていましたが
同僚が「1かもしれない!息子は3の可能性も否定できない!」とのことで
どうなんだろうか?と見てきました。
まぁ予想通り「2のクルーが助けに来る」でしたね^^
この映画の醍醐味は、
火星に一人取り残されたマット・デイモンが、いろんな物が
無い無い!状況をどうやってクリアするのか?
という点です。
「食料が無い!」
火星で家庭菜園し、じゃがいもを育てる、じゃがいも映画です。
たまたまマット・デイモンが植物学者。
火星の土と、みんなが残していった排泄物に、じゃがいもを植えます!
排泄物を扱うところで、一笑いあります^^
「通信手段がない!」
予告でもちょっと出てますが、
ある方法で、モノクロの画像でやり取りできるようになります。
こういった大変な状況だけど、
マット・デイモンは、前向きでどんな困難にも果敢に挑む!姿がかっこよかった。
ポジティブな内容で、ハッピーエンドが約束されているような雰囲気がよかった。
そして、あり過ぎの盛り沢山なのが、
視点が多い!いろんな人の立場からの感動がおもしろい。
- 火星に1人のマット・デイモン
- マット・デイモンを置き去りにして帰ったクルー
- クルーの家族
- NASAの長官
- NASAの通信スタッフ
- NASAのロケット制作チーム
- マスコミ
- 国民
- 海外の宇宙関係者
- 海外の人
こういったたくさんの立場からの視点があり
見どころが多かったです。アポロ13の桁違いで情報が多い。
そのため、ハラハラドキドキのシーンも多く
とてもお腹一杯になりました。^^
世界中歓喜!!「本当に生きてた!!!」
映画アルマゲドンのように世界中の人が見ていて
火星でマット・デイモンを救出するシーンの音声は
全世界で放送され、世界中の人が喜ぶシーンが感動しました。
地球人みんな協力して宇宙人を倒した!ような感動。
マンガ「宇宙兄弟」が好きな人にオススメ!
宇宙兄弟でも、生きるか死ぬかの出来事があることと
「ローバー」の存在の大事さを先に知っておくと
より感動すると思いました^^
※公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/odyssey/
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映画『オデッセイ』▼核心部分ネタバレ▼
生きるための山場をどう乗り越えたか?
食料の他、寒さ問題もありました。対処は、核燃料の熱を利用。
通信手段の問題をどう乗り越えたか?
通信手段は、過去の家庭探査機を掘り起こし、起動させ利用。画像と、カメラの向きでしかやりとりできないので、カメラのの向きの角度でやり取り。16進数を利用。
その後、ローバーのシステムにつなぐことで、メール文章(チャット的)でのやりとりができるようになった。これで通信の問題はなくなった。
どうやって助けるのか? 助ける計画について
迎えにいくまでに4年かかってしまうので、食料・物資だけを送ることで生き延びてもらう計画を練る。だが、突貫工事で作成したロケットは、大気圏突入前に爆発してしまう。
それを知った中国が、助け舟をだしてくれる。
公表していない秘密のロケットがある!とのことで物資を送ることを手伝おうか?と連絡する。NASAもお願いしますと。これでマット・デイモンは助けが来るまで生き延びることができる。
と思っていたが、マット・デイモンのいる火星の家庭菜園が、ダメになってしまう。
もっと早く助ける方法がないのか!!?とNASAのみんなが頭を抱えているところに、スタッフの一人が、「閃いた!」と、助けることができる方法を提案する。
↑火星と地球を半年ほどで行き来する宇宙船「ヘルメス号」。火星有人探査計画「アレス」を行なう上で不可欠な宇宙船。輪っか状のところは回転していて、遠心力を発生させ、重力があるかのように生活できる。今回のミッションは「アレス3」。続編が作成されそうだね^^
それは、地球の間近に、帰ってきていたマット・デイモンのクルー5名に引き返してもらう。という計画。
だが、NASA長官はNG。確実に助かる5名を優先すると。
そこで、ある人が、帰還中のクルー5名に、連絡し決断をゆだねる。
クルー5名は、帰還の指示に歯向かって、引き返す!ことを決断する。
NASAとしては、宇宙船が命令無視に引き返す行動にでたことが、マスコミでバレるといけないので、「引き返し助ける指示を出した」として、協力することになる。
クルー5名の宇宙船は、中国のロケットの物資を受け取り、地球の重力を使ってスイングバイして、再度火星に向かう。7ヶ月後、火星の近くに戻る。
マット・デイモンは、火星から宇宙空間にでるためのロケットがあるが、燃料が少なく、ロケットの軽量化を図る。自分以外の椅子はとっぱらう、空調のダクトなどもとる、なんと「窓」もとる!「天井」もとる!
結果、軽量化した状態でも、届かず。クルーの船長が、宇宙空間で移動できるイスに座って、マット・デイモンを回収に向かう。だが、ロープが短く届かない。そこで、マット・デイモンが命がけで、一か八か、宇宙服に穴をあけて、その勢いで、船長のもとに向かう。アイアンマンよろしく、手のひらにから空気を噴射して。でも片手だけの噴射のため姿勢の制御がむずかしく、ハラハラドキドキの末に船長につかまることができる。
ラスト、問題なく地球に帰って来れます!
帰ってきたからの、数日後の生活もちょっと描きます。
次の世代の子供たちへ講師として、体験談を語っている姿がかっこ良かった!
予想通りのハッピーエンドでした^^
※観た日の感動そのままに書きました。記憶違いございましたらすみません^^;
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