世田谷区区議2期目の桃野よしふみ区議のタウンミーティングに参加するために三軒茶屋にいってきました。世田谷の区議の方とお話しするのは初めてです。知人の先輩が彼でした。適度にゆるいつながりから生まれました。
「桃野よしふみタウンミーティング(区政報告会)@三軒茶屋」
3月25日(土)10時00分~11時30分 三軒茶屋駅直結、キャロットタワー5階 世田谷文化生活情報センター・セミナールームB
世田谷区の財政状況について
【現状】
年間予算はざっと3000億円
・補助事業 1000億(都や国からのお金)
・人件費 500億(5000人ほど)
・施設維持/管理 500億
・社会保障穴埋め 300億
・その他事業 700億
今のままだと平成53年に「2400億借金」になってしまう。来年度以降、全体の1割の「年65~80億」減れしていかなければ借入金が膨れ上がっていく中、行政の予算削減の意識が低い。
【行政の取り組み】
1.小学校1年で2校改築の予定を止め、棟別で改修と学区の調整(統廃合)。だが、下北沢学校の統廃合問題が起きている。住民に説明をせずに進めていた。
2.「子ども医療費(41億)」を減らしたい。世田谷区が始めた「中3まで医療費無料」23区すべて対応しているが、世田谷区が1番に見直しか。桃野さん守って行きたいとのこと。
桃野区議の提案
●国民健康保険の不能欠損額「24億」の時効消滅を縮減するための政策
国保の未納を徴収できていな金額が年間24億円あり、そのうち年18億時効消滅し督促できなくなっている。問題点は、財産調査「3万件超」行うが、会いにいったり財産差し押さえに動いた件数が「9000件」。せっかく調査したが2万件以上が無駄になってしまっている。桃野さんは「ここが問題だ」として、行政に提案し通ったとのことのようです。
改善策
1.事務処理の体制改善
調査後、時効消滅前に処理できる体制にするために「徴収員」を増やす必要あり。保健福祉部にも税金を徴収する課があり、ここににも徴収員の資格をもつ方々がいるので協力体制で処理に取り組む。
2.延滞金徴収システム導入
延滞金を加算していくシステムを導入して徴収率を上げる。実際、他区で年1億プラス徴収できている実績がでている。導入に3億かかるが、都が決めてやりだした仕組みのため都に働きかけ1.5億の補助を確保できたので、2年でペイできる。
3.還付加算金導入
●細かな無駄の削減
1.成城の「旧:山田邸」
桃野さんが気付いたときにはすでに購入済みだった。適切な目的があればよいが、活用策も不明確なまま税金5億が投入され購入されていた。年間維持510万かかる。人が集う場所として山田邸を活用するのか?閑静な街並みが売りの成城では地域住民の了承を得ることが難しそうだ。
2.公園の欠陥工事?
2-1.区立二子玉川公園の小山になっている場所の欠陥工事? 子どもが楽しく遊ぶには危険とのことで、手すりを付けたりロープをはったり対応したが、まだ開放はされず柵がされたまま。なぜ?と質問をすると「まだ危険だから」とのこと。なんど改修すれば遊べるのか? 一説には小山から住居内が見られてしまうなどの声があったからでは?と言われている。
2-2.みどりの公園の足元は砂利、欠陥工事? 緑の公園として作られたが、足元は「緑」でなく「土」でもなく「砂利」。川が近い場所のためほったら砂利になることを事前に考え付かなかった様子。行政側は、欠陥?を認められず、ボランティア団体と一緒にきれいにしていきたい。返答とのこと。
3.日常生活支援センター長は不適任?
元区秘書。公募で募集されたとのことだが1人がエントリーしそのまま採用。NPOを取りまとめ、運営協議会を作っていくとのことだが、遅れに遅れている。1年たった現在、致命的なのはNPO団体の人達からセンター長を名指しで批判にあっていること。
※桃野さんより伺った内容をもとにしています。私の記憶違い記載間違いがあればすみません。指摘いただけますと幸いです。
桃野さんは、2児の父で小学校おやぢの会の会長
同じ志持った方のようで好きになりました。
「必要なところに必要なお金を」をテーマに活動されているようです。
桃野よしふみさん公式ホームページ(上記写真はこちらから引用)>
区議の方の活動、行政の活動が見えてきてとても身近になりました。そして、区民の声を拾い行政を監視する区議の存在の大切さがわかりました。ありがとうございます。
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おまけ
欧風料理きゃんどる
今日お誘いいただいた知人とここでランチ(三茶・すずらん通り)おすすめ。
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