映画『メッセージ』感想ネタバレ|親は観るべし映画

『メッセージ』(原題:Arrival)|2016年|アメリカ|監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ|脚本:エリック・ハイセラー|原作:テッド・チャン「あなたの人生の物語」|出演者:エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー|アカデミー音響編集賞受賞(ノミネート:作品賞、監督賞、脚色賞、録音賞、撮影賞、編集賞、美術賞)|ばかうけより笹かまぼこに見える

▽ネタバレなしから▽

大好きな、宇宙人とのファーストコンタクトもの。(未知との遭遇)

深くおもしろい、静かな作品。

それに、ヒロインの小1くらいの娘との悲しい話が重なって深い愛情を感じ感動しました。

ヒロインがエイリアンと、どうコミニケーションを取っていくのか?がワクワクドキドキする話でした。映画「コンタクト」のジョディーフォスターは天文学者、今回のヒロインは言語学者、職業が違うとアプローチの仕方が違っておもしろかったです。

ぜひ、ネタバレなしに、できるだけ前情報なしに見てほしい感動映画でした。オススメです。


2017年”彼ら”を解読できるか

<イントロダクション>
突如出現した未知なる飛行体―。“彼ら”は人類に<何>を伝えようとしているのか?『ブレードランナー』続編の監督ドゥニ・ヴィルヌーヴが贈るすべての人の胸を打つ感動のSFドラマ。

SF映画の金字塔『ブレードランナー』の続編の監督に抜擢されたことでも注目の、『プリズナーズ』『ボーダーライン』などで独特の映像美と世界観が高く評価されているドゥニ・ヴィルヌーヴ。彼の最新作『メッセージ』は、優れたSF作品に贈られるネビュラ賞を受賞したアメリカ人作家テッド・チャンによる小説「あなたの人生の物語」を原作に映画化された、全く新しいSF映画。
謎の知的生命体と意志の疎通をはかろうとする言語学者のルイーズ役には、『アメリカン・ハッスル』を含め5度アカデミー賞にノミネートされたエイミー・アダムス。彼女とチームを組む物理学者イアンには『ハート・ロッカー』など2度アカデミー賞にノミネートされたジェレミー・レナー。軍のウェバー大佐役には『ラストキング・オブ・スコットランド』の演技でアカデミー賞主演男優賞を受賞したフォレスト・ウィテカーが扮している。

<ストーリー>
突如地上に降り立った、巨大な球体型宇宙船。謎の知的生命体と意志の疎通をはかるために軍に雇われた言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は、“彼ら”が人類に<何>を伝えようとしているのかを探っていく。その謎を知ったルイーズを待ち受ける、美しくそして残酷な切なさを秘めた人類へのラストメッセージとは―。
(引用元:公式サイト)

公式サイト:http://hajimari-tabi.jp/



▼ネタバレ▼

宇宙人達の目的は「人間たちが滅んでしまわないように能力を与えてあげる。」ことでした

タコ星人達は、時間の概念がなく、今現在、未来も見えていて、後に「人類の助けを借りる」ことが見えています。また、人類が滅んでしまう可能性も見えています。ですので、人類が滅ばぬよう各国が協力してもらうために、全世界12か所に降り立った宇宙船の各2タコ星人達が「技術」を与えました。すべての情報が揃うとその技術が使えるという断片の情報です。

ヒロインは、結婚も出産もしていないが、娘と過ごす映像を見る。

ヒロインは「未来が見えていました」。

映画中、ヒロインはずっと「娘が生まれたときの赤ちゃんの映像」「歩くようになってから家で過ごす映像」「小1ぐらいで、ごっこ遊びしている映像」を寝ているときに夢として見ていました。

でも、現在は子供がいないです。そして、悲しい表情です。

ということから、「以前に娘を亡くしてしまったのだろう」と思って映画を観ていました。

ですが、クライマックスでわかるのですが、「タコ星人から未来を見ることができる能力(武器)」をもらったため、見えていたということでした。

まだ、能力をもらった瞬間に到達していないですが、能力後は、過去/現在/未来が同一のものとして認識できているということなので、未来のことも当たり前のように目に映ってしまっていました。

ヒロインもその事実を引き受けている様子でした。強い。

娘は、小1(7歳)くらいでがんで亡くなる。をわかっていて出産する

ヒロインはまだ彼氏もいない状態ですが、だれと結婚して、娘が生まれ、そして娘は幼くして「がんで亡くなる」ことが見えていました。それでも、その夫を選び、出産することを選びました。

賛否があると思います。

私は、ヒロインにとっては今も未来も一緒と感じているので、「その未来から逃げよう!」「その未来を変えよう!」という気持ちにはならなかったし、まだ生まれていない娘は今すでに存在しているような実在感、肌触りも感じていたのだと思います。だから客観的に見たら悲しい未来を選んだのだと思いました。

ここを深く考えさせられる ステキな映画でした。

ですが、がんになることを知っていながら出産したことを夫に伝えたら、夫は離れていってしまいました。悲しい話です。

神のように未来が見えている存在は、一般の人間を超越していて、長く暮らすにはリズムが合わないのでしょうね。悲しいです。

お子さんをお持ちの親におすすめ映画になりました。

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