アニマシオンとは?
「子どもが本好きになるための読書の指導法」
本を深く読む習慣、読解力、コミュニケーション能力を養なうための読書指導方法で、読書に「ゲーム要素」を交えたワークショップ(参加学習)型の本の読み聞かせが特徴のようです。
「スペインが発祥」
スペインのモンセラ・サルトさんが、子どもたちに読書の楽しさを伝えるとともに、読む力を引き出すために1970年代から開発したグループ参加型の読書指導メソッドで、彼がその手法を75種類にまとめた。日本には1997年ころに紹介され始めたそうです。
語源は、ラテン語のアニマ(魂・生命)で、人間の魂・生命を活性化するという意味とのこと。
先日、初めて「司書さん」と話しました。
先日、お会いした方が「世田谷区の学校図書館の図書委員(学校司書)」として働く方でした。初めて司書さんとお話しして「読書」について熱く語り合いになりました。
その中で、私は、娘に本を借りてきて「このとき主人公は、なぜこうしたのか?」のような質問を付箋に書いて貼っておく、娘が読んだ後に回答してくれる。というやり取りをしている話をしました。すると司書さんが
「それは、アニマシオンだね。」
と初めて耳にいする単語を言いました。聞くと上記のような内容でした。私と娘の間で、知らずに実践しているようです。
とりあえず
3冊アニマシオン本を借りてきました。
モンセラ・サルトの本と、日本人が書いた本を2冊を借りてきました。いろんなワークショップのワークの方法が事細かく書かれていますね!
- 間違い探し(2回目は単語を間違えて読む)
- この人物はどんな外見か、グループ毎に読む
- 新しいタイトルをつける
- 出来事のカードを順番通りに並べる
- 登場人物の人形を渡しておき、それが登場しているときに掲げる。
- 登場人物カードを渡しておき、その人が登場してるときは立ってジェスターをする←これ面白そう^^
- 感情豊かに音読
- 内容を、振り返る。思い出す。
- 質問カードに答えてもらう ←これをうちでは行っていました(^O^)
- 小さな発見を楽しむ。動物は出てきたかな?
- 出てくる場面を、室内に名前を貼って、その場面になったらそこに移動する
- 要約する
私が娘とやっているのはほんとうにごく一部で、いろんなことをやってみたい!と思える本ですね。
・読書
・ワークショップ
・ゲーミフィケーション
・ファシリテーション
これらの私が好きな要素が多く詰まった考え方で楽しく読ませていただきました。
知ること、言葉を知ること、気持ちが整理できること、いろんな感情を感じること、多くの心が動くことが読書にはあるんだなぁ~ と改めて思いました。
ありがとうございます。
※
アニマシオンの本には、そのワークを行うためにオススメの書籍がきっちり書いてありました。日本人著書の本がいいですね。
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