東京電力を止め再生可能エネルギーに切替え(世田谷で群馬の電気)

『再生可能エネルギー』を買うことにしました。

東電から卒業です。

世田谷区とつながりのある群馬県の川場村(かわばむら)から購入します。

申込み完了したので、4月から切り替わります。今日は説明会に参加して質問してきました。1月にあったけど逃したので。そこで確認したことなどを下記にまとめました。

世田谷区は、保坂区長が積極的!

区が再生可能エネルギーに積極的で、昨年末、電気購入者を募集していたので申込みました。定員の40世帯に選ばれました。

保坂区長は、3.11の原発の問題後のやり取り以降「東電を好ましく思っていない」こともあり、エネルギー施策推進課を作り力を入れていました。この度、川場村からの提案で、木くず(木質チップ)を燃料にする「バイオマス発電」を行うことになったそうです。

現在、バイオマス発電の発電所は完成し、3月テスト運転、4月から随時送電開始、5月から100%稼働の予定。

※世田谷区と川場村は、縁組協定(姉妹都市よりも強いつながり)を結んでいて、35年前から関係が続いているとのこと。

小売電気事業者は『みんな電力』が請け負う

世田谷区は媒介者としての立ち位置。「川場村」と「みんな電力」と「区民」をつなぐ役割。区民は、みんな電力(株)のサービス「エネクト」に登録し、そこから川場村の(株)ウッドビレッジ川場の電気を購入します。

●みんな電力株式会社(代表:大石英司、設立2011/5)

・コンセントの向こうの「顔が見える電力」をテーマに
・ポータルサイト「エネクト」で購入したい発電所(人)を選ぶ仕組み
・再生可能エネルギー業者のみチョイス
自前で発電所なし
・たまたま世田谷に事務所あり。廃校を活用した「世田谷ものづくり学校」に事務所を構えコスト削減してる。
電線やメーターは東電のをそのまま使用。メーターチェックも東電(完璧に東電からの卒業ではない)
・明細の紙なしのメール報告
・金額一律 24.54円

・再生可能エネルギー約70%、他30%東電等安定のところから購入(万が一の場合)
※現在1000世帯ほど利用
※APバンクの太陽光発電所も選べるとのこと(小林武史さん、ミスチル(Mr.Children)の櫻井和寿さん、坂本龍一さんが出資した団体)

今のところ川場村の電気は、今回エントリーした人だけの購入

ですが、みんな電力の「エネクト」で、けっこう簡単に切り替えられますね。買いたい発電所(人)を選んで、メーターなどは東電のままなので待つだけで切り替わるとのこと。解約の手続きはいらない。

3人家族以上は、安くなるかなぁ

安くなるにこしたことないですが、うちはトントンかな。月¥8,000~¥10,000以上使用している家庭であれば安くなるようです(みんな電力は価格一律、東電は使えば使うほど高くなる価格のため)。うちは、冬はガスストーブで暖をとってるので、冬場は¥6000-7000ですので、この間は東電より高いかも。

さて、

4月から始まります

1年は様子見ていきたいと思います。2018/5に振り返ります。

関連リンク
みんな電力株式会社サイト>
ENECT(エネクト):顔の見える電気が買える電力小売サービス>
世田谷区のサイト「川場村との自然エネルギーを活用した自治体間連携」>



メモ:再生可能エネルギーとは?

化石エネルギーとは違い、枯渇しない自然界に存在するエネルギー。太陽光、風力、地熱といった地球資源など。

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