多摩市立図書館本館再構築基本構想策定委員会のメンバーの青木さん。
彼女が代表の「多摩市に中央図書館をつくる会」は、永山公民館市民企画講座『中央図書館は未来を開く』をテーマに連続講座を開いていました。
今回4回目は、「つくる会のメンバーの人達」が開催側でなく、参加する側になって「一般の市民」と意見を交わしたいということで、「日本ファシリテーション協会」に開催協力の依頼がありました。
私は、ワークショップ開催のお手伝いをしてきました。
初めて降り立った「永山」の地
小田急線と京王線が乗り入れていて栄えていました。
図書館や公民館が入った建物の外観。特徴的でかこいい。
図書館内だけでなく、隣接するこの開放的な空間も「勉強する中高生でいっぱい」でした。奥は喫茶店でこちらでも大人が勉強していました。
駅と直結したデパート。イベントを開催できるほどのスペースがある規模で、よく利用されているのだろうと思いました。
このように駅周りに、上記の「図書館」「公民館」「デパート」や「ほぼほとんどの大手飲食店」「スパ」「パチンコ&ゲーセン」「病院」「公園」もあり充実していました。
また、中高生から、子育て世代のファミリーから、高齢の方まで、幅広く利用されている栄えた場所でした。
と街の雰囲気を感じてから、
本番の
『30年後でも市民の役に立つ中央図書館を考える』ワークショップ
メインのファシリテーターの方のフォローとして、1つのテーブルのファシリテーション(意見を出しまとめるお手伝い)をしました。私は先方とのやり取りはなくて、楽な役回りです。
と思ったら、
・みなさんの想いが熱くて強くて時間配分、管理が難しかったり
・意見のまとめ方(今回はKJ法)で、私の捉えミスがあり間違ったリードをしてしまったり
ファシリテーションの能力が試される内容でした。
最終的には、うまく軌道修正ができ、延長時間でゴールはできました。
ふー よかった。
とても学びが多かった日でした。やはり実践あるのみですね^^
最後に、
参加者の方からいただいた感想で
「今回、中央図書館のことを改めて考え、話すことで、”中央図書館のイメージ”がハッキリと頭の中にできました。ありがとう。」
と言ってくださって、涙がでました。
・図書館という概念にとらわれない、
・自然や草木と触れ合えるところに本がある、
・グループ活動ができる場がある、
・バリアフリーである、
境界線の曖昧なステキな図書館ができることを祈っています。
また
・専門の司書がいる。長年働いてくれる体制がある。
・地域資料/郷土資料(多摩センターの歴史など)が集約する。
など中央図書館としての活躍を期待しています。
ありがとうございます。
またお手伝いの機会があるかもしれませんね。そのときはよろしくお願いいたします(^O^)
カフェでファシリテーターメンバーのフィードバック
ファシリテーション協会メンバーでの振り返りをしました。今回は、事前にビデオチャットで会議を数回重ねて臨めたのがよかったです。おつかれさまでした。
良い機会をありがとうございます。
関連リンク
多摩市公式サイト「多摩市立図書館本館再構築基本構想策定委員会」について>
図書館ネットワーク多摩サイト内「多摩市立中央図書館」関連ページ>
日本ファシリテーション協会:http://www.faj.or.jp/
参加すれば良かった。後悔。
行政がファシリテーターを専門職採用すればいいのに、と思っています。
まなこさん コメントありがとうございます。
今回、中央図書館を作ろう会の方も、ご自身の意見を言えるように「中立な立場のファシリテーター」に進行をお願いしたのは正解だったようです。中立・公平な立場で存在できるのであれば行政内にもファシリテーターいるべきだと私も思いました。