速読『弱いロボット』感想|人の関心を引き出す力がある

最近も人工知能の研究が盛んですね。
Googleの囲碁のAIがプロの棋士から次々に勝利を収めたニュースもありました。

先日、「コミュニケーションを生むロボット」を研究している方とやり取りすることがありました。

それは、「弱いロボット」という考え方とこのと。

弱いロボットについて、紹介されたこの本を読んでみました。

『弱いロボット』 岡田美智男 2012/8/24

機能を足し算していく研究でなく、引き算の研究でした。

人が世話を焼きたくなるロボット。弱いことで、人の関心を引き出す力があるという考え方。

このとき、人とロボットの間になぜコミュニケーションが生まれたのか?

本の中で登場するのは、

「む〜」としか喋れないロボット。それは歩けない。

「ボミ箱ロボット」アームがなく自分で拾えない。

1人で何にもできないことが、人の関心を生んでいました。

子供を育てていたら、結果として親も一緒に成長していた。のような関係が生まれる。

AIの研究が進み、ロボットが当たり前にいる世界では、こうゆうロボットも世の中に必要になって来るんでしょうね。

この先、研究者の方々が形にできること祈っています(⌒▽⌒)

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*